固定資産にならないので経理・財務・税務が楽
賃貸オフィスは自社所有をするのと違って固定資産になりません。資産にならずに固定費として負担になるのは企業価値に直結しないのでデメリットと感じる人もいるでしょう。しかし、固定資産としてオフィスを保有すると経理や財務などの処理が大変になります。建物全体だけでなく、導入した各設備について法定耐用年数を調べて、それぞれの減価償却をしなければなりません。台帳を作って管理することも求められるため、自社所有に比べて手間がかかります。自社所有をすると固定資産税がかかるので税務負担も大きくなるのがデメリットです。固定資産税評価額が変更になると支出にも影響があり、財務も大変にならざるを得ません。賃貸オフィスなら賃料の変更がない限りは毎月の固定費が明確になるので安心でしょう。
必要に応じて移転・増設が可能
賃貸オフィスにすると自社所有のオフィスを持つよりも移転や増設の対応をしやすいのがメリットです。莫大な資金を投入して自社所有のオフィスを用意したら、簡単にはそのオフィスから引っ越すことはできないでしょう。しかし、賃貸オフィスなら解約して原状回復をすれば別の拠点に移ることが可能です。今後、事業の状況が変わって移転する可能性があるのなら賃貸オフィスにした方が良いでしょう。自社所有にしてしまうと売却する相手を見つけられず、いつまでも移転できずに苦労するリスクがあります。根を張って同じ拠点で事業を続ける段階になってから自社所有を検討するのが無難です。
中央区というアドレスのブランド力は、会社の信頼性にも繋がります。中央区で賃貸オフィスを利用することで、会社自体のブランド力が高まるでしょう。